UNEP活動ニュース|国連環境計画日本協会(一般社団法人日本UNEP協会)

UNEP活動ニュース

<会員企業活動紹介・カシオ計算機株式会社様>
カシオ計算機株式会社様(以下、カシオ様)のホームページにて、UNEP・日本UNEP協会への支援活動についてご紹介いただきました。

https://web.casio.jp/projector/sp/mercuryfree/

環境に優しい「水銀フリープロジェクター」でお馴染みのカシオ様。カシオ様の水銀フリーへの取り組みは2010年からスタート。2020年に入ってからは、水銀による土壌汚染問題を抱えるミャンマー政府に水銀フリープロジェクターを寄贈するなど、国内外問わず、積極的に環境問題の改善に向けて取り組まれるなど、UNEP・日本UNEP協会の活動を支援していただいています。

(「ミャンマーにおける、水俣初期評価(MIA)およびスモールスケールマイニング(ASGM)のための国別行動計画(NAP)能力開発トレーニング」出張レポート」もあわせてご覧ください。https://j-unep.jp/news/#20200310

世界中で蔓延している新型コロナウイルスにより、私たちの生活の中における環境問題への取り組みも新たに見直されることが多くなりました。選択の一つ一つが未来へと繋がっていく。日本UNEP協会は、UNEPと会員企業様との架け橋となり、皆さまと手を携えながら、これからも活動に専念して参ります。

第150回常駐代表委員会(CPR:Committee of Permanent Representatives)にて、UNEP事務局長インガー・アンダーセンが声明を発表しました(2020年4月30日)。

http://www.unep.org/news-and-stories/speech/executive-directors-statement-150th-meeting-committee-permanent

常駐代表委員会 フェルナンド・コインブラ議長、
大使および閣僚、同僚の皆さんへ

この異例で悲劇的な時代にあって、環境ガバナンスの仕事を継続するために、私たちがこのように事実上連携する場を持ったことに、とても感謝しています。あなた方全ての政府の努力は、人類の苦難を防ぐということに正しく焦点が当てられており、世界の一部がゆっくりと回復に向かってはいますが、環境に関する指針の議論は、今回のCOVID-19のような、将来起こりうる地球規模のパンデミックにおける再発防止策の最も有効な保険の一つとして残されています。

「大規模なロックダウン」は、私たちのこれまでの生き方の課題を示しました。

他に類を見ない危機であることが判りつつあるこのパンデミックの矢面に立つ加盟国・人々と、私は思いを一つにします。過去8週間で、COVID-19は私たちの生活様式を明るみに出しました。何十億もの人々がロックダウン下におかれ、何百万人もの人々がさらに貧困に陥っています。国際通貨基金(IMF)はこれを「大ロックダウン」(Great Lockdown)と呼んでいますが、これは大恐慌(Great Depression)以来の最悪の景気後退です。

このような混乱にもかかわらず、私はUNEPが活動をしっかり継続している(open-for-bussiness)ことを非常に誇りに思っています。私たちのスタッフは迅速に適応し、加盟国への使命を果たし続け、実質的に機能しています。現時点では職員の福利は最重要課題であり、世界中のUNEP事務所にいる優れた同僚を支援するために、私たちは出来る限りのことをすると誓います。あなた方がお持ちの四半期報告書が概説しているように、パンデミックの影響で不可避的な遅れはあるものの、作業計画(POW)は前進し続けています。
POW:Programe of Work, UNEPの総会において定められる2年間の活動計画

回復への一つのロードマップ―SDGsとパリ協定

多くの国にとって、回復について今話すのは時期尚早に思えるかもしれません。しかし実際には、医療緊急事態が過ぎると、この世界的な悲劇によって引き起こされた苦しみを緩和するために成長のエンジンをパワーアップしなくてはなりません。アジェンダ2030(持続可能な開発目標)と気候変動に関するパリ協定は、永続的な回復のための唯一の選択肢です。

私たちが解決策を模索するにあたり、加盟国が何十年にもわたって描いてきた、無数の環境課題の克服策を継続していくことが重要です。私たちは、環境保護は贅沢品ではなく、持続可能で包括的な成長の中心にあり、COVID-19、生物多様性の損失、汚染、気候変動などから最も脆弱な人々を保護する中心となっているということを地道に学んできました。

今週初めに発表された「COVID-19に対する即時の社会経済的対応のための国連枠組(仮訳)」に記されているように、現在のパンデミックは、人間、動物、環境の間の親密な関係を思い起こさせるものです。
「COVID-19に対する即時の社会経済的対応のための国連枠組(仮訳)」(A UN framework for the immediate socio-economic response to COVID-19 APRIL 2020):https://unsdg.un.org/sites/default/files/2020-04/UN-Framework-for-the-immediate-socio-economic-response-to-COVID-19.pdf

もちろん、UNEPの作業計画(POW)の枠組みの中でも、COVID-19への対応をしっかりと形成してあります。

私たちの対応は、廃棄物管理システムの強化など、医療的緊急事態の課題に取り組む加盟国をサポートすることです。

私たちの対応は、健全な地球に戻すべく、より進んだ科学と政策を提供するために取り組むことです。

そして、私たちの対応は、再生可能エネルギー、スマートシティとインフラストラクチャー、グリーンジョブ、持続可能な消費と生産など、長期的にみてグリーンな社会に到る機会の後押しをすることです。

詳しく説明しましょう。

1. COVID-19の対応ではプラスチックを含む廃棄物の効果的な管理が重要

COVID-19は、他に類を見ない医療的緊急事態であり、医療廃棄物と有害廃棄物の急速な増加をもたらしています。たとえば武漢からの報告では、パンデミックの最盛期における廃棄物の発生量が6倍に増加したことが指摘されています。バーゼル、ロッテルダム、ストックホルムの会議での私たちの同僚は、医療、家庭、およびその他の有害廃棄物を含む廃棄物管理を緊急かつ不可欠な公共サービスとして扱うよう政府に要請しています。

私たちの枠組みの中、つまり第4回国連環境総会(UNEA4)で合意された「Towards a Pollution-free Planet(汚染のない地球へ)」では、加盟国へのUNEPの支援として、能力評価をもとに、医療廃棄物システムの対応能力や、環境に配慮した廃棄物管理技術と方法の推進があげられ、そこでは健康と環境への二次的な影響の可能性を最小限に抑えることを視野に入れています。
Towards a Pollution-free Planet:http://wedocs.unep.org/bitstream/handle/20.500.11822/21800/UNEA_towardspollution_long%20version_Web.pdf?sequence=1&isAllowed=y

2. 自然と私たちとの関係を再確認する時

2016年、UNEPの先駆的な「フロンティア・レポート」が警鐘を鳴らしました。それは人間のすべての既知の感染症の60パーセントとすべての新興感染症の75パーセントが、人畜共通感染症であるという報告です。 COVID-19は、感染経路が未だ完全には解明されていないものの、現在動物とヒトの間で共通に感染することが知られている多くの疾患の、まさに一つなのです。
フロンティア・レポート: https://environmentlive.unep.org/media/docs/assessments/UNEP_Frontiers_2016_report_emerging_issues_of_environmental_concern.pdf Pg. 18

混乱とリスクの科学をよりよく理解するために、UNEPは、劣化する生態系の健康、生息地と生物多様性の損失、および種の乱獲についての関連性をマッピングしています。このようなマッピングは、環境を調査し続けるという私たちの使命の一部として、加盟国に人畜共通感染経路をより明確に理解してもらい、これらの経路を遮断する方法を特定できるようにします。これは、自然に対して「安全な運用空間」とはなにかを示すことが出来る対応政策の明確化と密接に関連しているため、将来的に今回のようなパンデミックが防止される可能性もあります。

人間の健康を維持していくには、私たち全員で環境を支えるシステムを守るための、グローバルな政策の枠組みを強化する必要があります。そして、まさにこの理由により、生物多様性、化学物質管理、または気候変動について今年達成することが期待されていた多くの目標の進展が依然として非常に重要なのです。 UNEPは、意欲的で測定可能かつ包括的な2020年以降(Post 2020)の世界生物多様性枠組、および2020年超(Beyond 2020)の化学物質と廃棄物管理枠組にたどり着くために、大変な努力をしています。どちらも、自然を保護し、完全で多様、そして繁栄を維持する上で中心的な役割を果たすからです。地球の生命維持システムが強力であればあるほど、人間の健康はより良くなるでしょう。

UNFCCC(気候変動に関する国際連合枠組条約)のCOP26が延期されることによって、新たな国別に決定する貢献(NDCs)の提出が遅れることとなりますが、これは、回復努力と気候にやさしい投資をかみ合わせて経済を活性化し、強靭性を高め、グリーンで持続可能な雇用機会を構築する、それによってNDCsをさらに強化する機会と見るべきでしょう。

3. より良い復興を

COVID-19は、私たちの集団としての脆弱性を明らかにしました。複数の経済的、社会的、制度的要因が関連し、環境リスクを増幅し、医療サービスに悲劇的な結果をもたらしています。回復の取り組みは、環境にやさしく、弾力的、包括的で持続可能なものであることが重要です。

刺激策パッケージは、再生可能エネルギー、工業生産の改善、廃棄物管理、またはインフラへの投資を通じて、「グリーンに切り替える」機会を提供する必要があります。回復は変革的かつ環境にやさしいもので、持続可能な消費と生産に従ってなされます。持続可能で、資源効率が高く、弾力的で包括的な価値の連鎖は、アジェンダ2030を実現するための中心であり、UNEPのCOVID後の戦略の中核です。

5つの設計原則の上に、UNEPは加盟国のグリーンな財政刺激策と資金調達を支援します。1)「グリーンでまともな」雇用と収入が中心となること;2)公共の富と、社会的かつ生態学的インフラへの投資; 3)持続可能な消費と生産を推進する循環性; 4)気候の安定と生態的な統合性に向けた責任ある融資; 5)社会的に包括的な成果

「COVID-19に対する即時の社会経済的対応のための国連枠組」は、実際、「国連開発システム(UNDS)」に、「グリーンエコノミーに関する行動のためのパートナーシップ(PAGE)」を動員し、グリーンジョブ、経済および環境問題に関する統合的支援を提供することを求めています。 PAGEは世界中の20か国で運用されており、COVID-19をきっかけに成長と回復を刺激する政策に関するピアラーニング(仲間同士で協力し合って学習する手法)とナレッジトランスファー(知識移転)を支援する手段として使用できます。

4. 新しい働き方が環境外交を強化

また、物理的な会議が不可能な場合でも、新しい働き方が環境外交に情報を提供し、場合によってはそれを強化する方法を模索しています。 UNEPは、15の多国間環境協定(MEA)それぞれの「ドッキングステーション」であることを誇っており、これによってMEAを引き続き支援しています。多くの協定は、環境ガバナンスを軌道に乗せるための印象的かつ革新的な方法をすでに開発しています。それらの活動過程で、法的、物流的、環境的、政治的な影響、および環境ガバナンスと多国間主義を改善する機会などについて、私たちは継続して見直しをします。

COVID-19を通じて、地球は私たちが変わらねばならないという最も強い警告を出した

国連事務総長が述べたように、「相互に関連し合う世界では、私たち全員が安全になるまで、誰も安全ではありません。COVID-19ウイルスには国境はありません。 どこにいるCOVID-19でも、世界のすべての人々にとっての脅威となります」。

COVID-19を通じて、地球は、私たちが変わらなければならないという最も強い警告を出しているのです。封鎖に伴って見られる環境面での変化、ケープタウンの通りを歩くペンギン、海岸に帰るカメ、世界中のきれいな空など、素晴らしさはたくさんあります。しかし、大規模なロックダウンは環境改善のためではなく、人々に今とは異なる未来のカタチがあるということを垣間見させてくれたものです。しかし、これらのめぐみは、私たちが自然に対抗するのではなく、自然と協働する経済を構築しない限り長続きすることはないでしょう。

そして残念なことに、世界的なパンデミックを克服しようとしても、気候変動は待ってくれません。実際、3〜4°Cのシナリオで想定される地球の未来において、私たちは現在のCOVID-19危機によって示されている一過性のものとはまったく異なるレベルの不確実性に遭遇することになります。

私たちはコロナウイルスと気候変動という、実際に起こっている二つの脅威から地球を守るために決然とした行動をとらなければなりません。そして、私たちはこれを皆で一緒に行わなければなりません。なぜなら、私たちがパンデミックから学んでいるのは、個別の解決策というものは存在せず、グローバルな解決策が必要だということですから。

この困難な道に対して、UNEPは加盟国とともに立ち向かいます。

いずれにおいても、人々と機運との連帯の上に。

貧困との闘いにおける数十年の歩みを逆転させないように。

私たちが作り上げるものを以前よりも強く、弾力性のあるものにするため。

地球の健康を確実に保護するため。

そしてこれによって、すべての人々の健康を守りましょう。

「ミャンマーにおける、水俣初期評価(MIA)およびスモールスケールマイニング(ASGM)のための国別行動計画(NAP)能力開発トレーニング」出張レポート

2月24日~26日、ミャンマー・ネピドーで開催されたキャパシティ・ビルディング(Capacity Building Training under Development of the Minamata Initial Assessment (MIA)and the National Action Plan(NAP) for Artisanal and Small Scale Gold Mining (ASGM) in Myanmar)に、当協会の会員企業であるカシオ計算機株式会社様と、協会事務局・内山が3日間参加しました。

【開催概要】

日時:
2020年2月24日(月)~26日(水)
会場:
ミャンマー・ネピドー「Horizon Lake View Resort Hotel Nay Pei Taw」
目的:
2017年に発効された水俣条約に基づいて、MIA及びASGMの国別行動計画(NAP)の開発をUNEPが実行しているプログラムで、ミャンマーにおける水銀環境の現況と被害、正しい測定方法等を約50名の関係者にレクチャーする。
登壇者:
UNEP、WHO、MIAのトレーナー他、各分野における専門家

当協会会員企業であるカシオ計算機株式会社様(以下、カシオ様)から、協会を通してUNEPのプログラムの1分野(水銀関連)へ寄付をすることが決まり、具体的な寄付先としてミャンマー政府が選ばれ、2月24日の会合初日に贈呈式が盛大かつ厳かに執り行われました。

贈呈式には、カシオ様から営業本部海外営業統括部プロジェクター部推進課の山田結季子様が参加されました。冒頭に行われたスピーチの中ではUNEPのプログラムへ貢献できる喜びと、ミャンマーの水銀事情が良くなることを祈念するという内容が盛り込まれており、会場の人々は静かに耳を傾けていました。続いてカシオ様よりミャンマーの環境省を代表してMr. HLA MAUNG THEINへ、水銀測定器の目録が贈呈され、ミャンマー政府からはその感謝の気持ちとして、船の形をしたミャンマーの民族楽器(サウン・ガウ)の置物が手渡され、関係者一同が記念写真におさまりました。

3日間のスケジュールは9時から17時まで、ランチタイムと短い休憩の時間を除いて、すべて講義の時間で、各講義後の質疑応答の時間では熱心に質問をする受講者と、それに真摯に応える登壇者との間で活発なやりとりがなされました。最終日には修了証が発行され、充実した講習会の終了となりました。

レセプションホールの外では、サイドイベントとして、カシオ様と当協会の活動を紹介する展示ブースを設け、多くの方々から水銀フリーのプロジェクターについて質問を受けました。
(カシオ計算機 水銀フリープロジェクターの取り組みについて:
https://web.casio.jp/projector/sp/mercuryfree/

滞在したミャンマーの首都・Nay Pyi Taw(ネピドー)は、片側いくつもの車線がありますが、車はあまり走っておらず、渋滞とは無縁な土地でした。2006年にヤンゴンから遷都され14年が経ちますが、とてものどかで、ホテルを出るとすぐに放牧された牛を見かけました。

今回は1年以上かけて粘り強くUNEPとミャンマー政府へ当協会が働きかけ、交渉を続けて、最終的にこのような形に実を結ぶことができました。今後も会員企業の皆様のお役に立てるよう、日本UNEP協会は一層努力してまいります。

「第4回サステナブル ブランド国際会議2020横浜」へ出展

日本UNEP協会は、 横浜で開催されたサステナブルブランド国際会議へ後援しました。

今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で開催が危ぶまれましたが、会議は予定通り開催され、協会もブースにて協会が発行する冊子『UNEP FORUM』を配布いたしました。

当日はあいにくの冷たい雨でしたが、来場者は熱心にセッションやワークショップへ参加していました。

「第4回サステナブル ブランド国際会議2020横浜」へ後援

日本UNEP協会は、 今年もサステナブルブランド国際会議へ後援いたします。
当会議は社会課題解決と各社の事業戦略の統合を見出すことに主眼を置き、
世界から数多くの企業が集まります。
未来のイノベーションに向けた解決策を一緒に探してみませんか?

「第4回サステナブル ブランド国際会議2020横浜」

【開催概要】
会期:
2020年2月19日(水)-20日(木)2日間
主催:
株式会社博展、Sustainable Life Media, Inc.(本社:米国)
協賛:
スポンサー・パートナー企業各社
会場:
パシフィコ横浜 会議センター(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
内容:
シフィ
セッション、ワークショップ、ネットワーキング企画 など
参加人数:
シフィ
2,200名(予定)
参加費:
有料(事前登録制)

*詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2020/

「UNEP FORUM」第2号発刊のお知らせ

UNEP活動についてコンパクトにわかる情報誌として好評を得た創刊号に続き、第2号ではUNEPと企業の環境活動に焦点を当てた内容になっています。

(PDFはこちら)

ROAPとのミーティング

UNEP-ROAP(アジア太平洋地域事務所)より八代真紀子氏(Programme Officer, Ecosystems Division)とMayan Mojado氏(Public Information)が来日、当協会の鈴木代表理事、宮内理事、事務局スタッフとともに中身の濃いミーティングを持ち、互いの活動について理解を深めました。今後も密に連絡を取り合いながら、UNEPの普及活動に力を注いでまいります。

※ROAPについてはこちら→ https://www.unenvironment.org/regions/asia-and-pacific

NOWPAPより新・調整官が訪問

UNEP-NOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)より、新・調整官のYegor Volovik氏が当協会を訪問、ご挨拶とNOWPAPの活動計画などのご紹介をいただきました。
また、当協会との今後の協働についても意見を交換し、実りある時間を過ごしました。

※NOWPAPについてはこちら→ https://www.unenvironment.org/nowpap/ja

(向かって右側より宮内事務局長、Volovik調整官、鈴木代表理事、吉村理事)

国連環境計画 新事務局長就任のお知らせ

UNEP新事務局長に、デンマーク出身のインガー・アンダーセン(Inger Andersen)が就任しました。

その前には国際自然保護連合(IUCN)の事務局長をつとめ、世界銀行、国連などで30年以上にわたって環境問題および持続可能な開発に尽力してきた同氏は、6月21日の国連総会で正式にUNEPの事務局長として承認されました。任期は4年です。

https://www.unenvironment.org/people/inger-andersen

https://www.unenvironment.org/news-and-stories/story/voices-planet-grow-louder-we-must-get-job-done

G20イノベーション展・出展レポート

水素エネルギー、海洋プラスチックごみ対策、イノベーション等をテーマに日本最先端のエネルギー・環境関連技術が一同に介する、G20イノベーション展。「持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」にあわせ、長野県軽井沢町で開催され、あいにくの小雨模様でしたが多くの来場者でにぎわいました。

当協会のブース内では、同じく会員企業のカシオ計算機株式会社の水銀フリープロジェクター、そして東京製鐵株式会社の乾電池リサイクル技術を紹介。ペーパーレスで映像による展示で関心を寄せていただきました。

そしてUNEPから、サティヤ・トリパティ事務次長補 兼 ニューヨーク事務所所長と、ROAP(アジア太平洋地域事務所)の化学品・廃棄物・大気汚染プログラムにおける吉田鶴子調整官も駆けつけ、当協会の会員企業のブースを訪問。いであ株式会社は水中調査ロボットを、株式会社カネカは生分解性ポリマーPHBHを出展。海洋プラスチックごみ対策へ期待される内容でした。

岡山県真庭市から「真庭のシシ」も出張。環境問題への関心を高めようと真庭市内のごみで制作されたモニュメントです。「技術が進歩しても人々の心が変わらなければ環境問題は解決しないことを訴えるシンボル」として、原田義昭環境大臣も見学されるなど、その存在感は抜群!会場内でも注目を集めていました。

今回の展示会でも、多くの収穫がありました。当協会の今後の活動に生かしていきます。

*環境省から同会合の成果について資料が公表されています。ご参照ください。

https://www.env.go.jp/press/106891.html


G20イノベーション展 開催概要

主催:
経済産業省、環境省
日程:
2019年6月14日(金)~6月16日(日)
会場:
軽井沢プリンスショッピングプラザ 駐車場の一部
https://www.g20karuizawa.go.jp/exhibition/outline/
*G20サミットとは:
「金融・世界経済に関する首脳会合」のことで、G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、欧州連合(EU)に加え、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ(アルファベッド順)の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。
G20サミットには、メンバー国以外にも、招待国や国際機関などが参加しています。

6月5日は世界環境デーです。

私たちが使っているプラスチック製品の50%は使い捨てという事実。
世界中で使用される使い捨てレジ袋は年間最大5兆枚、
1分あたりに換算すると、その数は約1000万枚。

UNEP本部があるケニアでは、使い捨てレジ袋は完全使用禁止されていて
国内に持ち込むだけでも罰金が課されます。

UNEPのIETC(国連環境計画国際環境技術センター)と
アジア太平洋地域事務所(ROAP)のサポートの下、
国連広報センターで、プラスチック汚染に関する情報が視覚的にわかりやすい、
インフォグラフィックスが制作されました。
ぜひ一度ご覧ください。

■国連広報センター「やめよう、プラスチック汚染」特集ページ
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/beat_plastic_pollution/

■インフォグラフィックス(1)
IF YOU CAN’T REUSE IT, REFUSE IT
捨てるなら、もらわない
https://www.unic.or.jp/files/beat_plastic_pollution_ig_new01.pdf

■インフォグラフィックス(2)
#BeatPlasticPollution A GLOBAL DUTY
地球規模の責任
https://www.unic.or.jp/files/beat_plastic_pollution_ig_new02.pdf

勉強会「第4回国連環境総会(UNEA4)の意義、成果と課題」(ご報告)

日時:
2019年4月23日(火) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F
http://www.geoc.jp/access/

講師に、当協会元理事の平石尹彦氏(元UNEP環境アセスメント局長)を迎え、「第4回国連環境総会(UNEA4)の意義、成果と課題」勉強会を開催しました。これまでUNEPの発展のために尽力されてきた平石氏ならではの話や、UNEPから発表された資料の読み解き方に、参加者は大きくうなづいたり関心を寄せていました。UNEPの在り方、日本の関わり方など、新たな課題を共有して勉強会は幕を閉じました。

平石氏作成のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

「第4回国連環境総会(UNEA4)の意義、成果と課題」勉強会

「第4回国連環境総会(UNEA4)の意義、成果と課題」

(資料はこちら)

引き続き、同様の会が決まりましたら、本サイトおよびFacebook等でご案内申し上げます。

「第3回アジア太平洋地域大臣及び環境当局フォーラム」(ご報告)
Third forum of ministers and environment authorities of Asia Pacific

2019年1月23日~25日、シンガポール(Marina Bay Sands Expo & Convention Centre)にて開かれた「第3回アジア太平洋地域大臣及び環境当局フォーラム」のサイドイベントに出展しました。主催はUN Environment およびシンガポールの環境水資源省(Ministry of the Environment and Water Resources)です。

https://www.unenvironment.org/events/conference/third-forum-ministers-and-environment-authorities-asia-pacific

このフォーラムは、3月にナイロビで開催されるUNEA 4(第4回国連環境総会)の準備会合であり、当該地域40カ国から大臣級及び環境関連団体・約400名が集まりました。

サイドイベントの展示ブースでは、当協会の会員企業であるカシオ計算機、栗田工業、竹中工務店、東京製鐵の4社と、UNEP-IETC(国際環境技術センター)、UNEP-NOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)、そして当協会の活動を紹介しました。

資源保護の観点から、印刷物の配布を最小限にするという展示ポリシーのもと、それぞれの活動をカシオ計算機ご提供の水銀フリーのプロジェクターにて動画で紹介し、好評を得ました。
今回の出展は、アジア太平洋における環境問題に取り組む日本の姿勢をアピールする、画期的な場になりました。
今後も当協会では、UNEP関連イベントへの日本からの参加を積極的にアテンドしてまいります。

フォーラム会場
フォーラム会場
展示ブース
展示ブース

国連環境計画 新事務局次長就任のお知らせ

2018年8月15日付で、国連環境計画の新事務局次長に、タンザニア出身のジョイス・ムスヤ(Joyce Msuya)が就任いたしました。就任初日に受けたインタビューの様子がYouTubeにてご覧になれます。(英語版)

世界環境デーに環境問題を考える(ご報告)

日時:
2018年6月5日(火) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問による「世界環境デーに環境問題を考える」勉強会を開催しました。
この記念すべき日に思いを馳せつつ学んだ貴重な会となりました。ご参加の皆様、有難うございました。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

世界環境デーに環境問題を考える

世界環境デーに環境問題を考える

(資料はこちら)

引き続き、同様の会が決まりましたら、本サイトおよびFacebook等でご案内申し上げます。

世界環境デーに環境問題を考える(ご案内)

日時:
2018年6月5日(火) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問が、世界環境デーに下記の趣旨で勉強会を開きます。

「1972年6月5日から始まったストックホルム国連人間環境会議から、46年がたちます。
今年の世界環境デー(6月5日)には、インドで「プラスティック汚染を解決しよう」というテーマで中央行事が予定されていますが、この日に、UNEPが出来た歴史、背景を想い、環境の改善のため何ができるか、考えたいと思います。」

どなたでも参加できますので、是非この記念すべき日に足をお運びください。参加は無料です。

お申込方法は、平石講師まで直接メール(taka.hiraishi@gmail.com)にてお願いいたします。
その際、氏名(ふりがな)、所属、(もしあれば)関心分野、その他ご要望をご記入いただければ幸いです。

環境問題を英語で話そう(Let’s talk about Environment)(ご報告)

日時:
2018年4月27日(金) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問による勉強会は、2017年4月より総計で17回、延べ500名弱の
参加者を得て大変有意義なものとなりました。ご参加くださった皆様、まことに有難うございました。

この成果を受けて、今度は広範囲な環境問題について多くの方々と意見交換をしたいという発想から、
『環境問題を英語で話そう』という会をスタートさせました。
第1回は『“Kogai”and Pollution』をテーマに開催、遠方からのご参加もいただいて面白い会合となりました。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

“Kogai”and Pollution

“Kogai”and Pollution

(資料はこちら)

引き続き、同様の会が決まりましたらご案内申し上げます。ご期待ください。

【訃報】

2018年4月6日、当協会の理事であった北谷勝秀氏が永眠されました。

同氏には協会設立にあたり発起人として加わっていただいて以来、

精力的に協会の活動にご尽力いただきました。

また、自然環境保護、貧困撲滅、女性の地位向上など様々な地球規模の問題に対し、

常に献身的な啓発および実践活動をされていました。

ここに謹んでお礼申し上げ、心よりご冥福をお祈りいたします。

北谷 勝秀

https://www.facebook.com/pg/Npo2050-336914682996926/posts/(関連ページ:NPO 2050)

第4回英語版勉強会について(ご報告およびご案内)

日時:
2018年2月23日(金) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問による「環境問題とUNEPについて考える」勉強会の【英語版】
第4回は、『Climate Actions』をテーマに開催しました。
ご参加いただきました皆様、有難うございます。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

Climate Actions

Climate Actions

(資料はこちら)

とても活発な意見交換を行うことが出来ました。
そして、いったんこの英語版勉強会は終了しましたが、
広範囲な環境問題についてたくさんの方と意見交換をしたいという発想から、
新たに次のような会を、企画いたしました。

『環境問題を英語で話そう(Let’s talk about Environment)』

日時:
2018年4月27日(金) 18:30~20:30
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
テーマ:
公害について

広範囲な環境問題について英語で語り合う会合です。
国際協力に関心のある方々には、環境問題の英語の述語に慣れ親しむ良い機会となるでしょう。
また、日本滞在中の外国人の方々との情報、意見の交換も意図しています。
是非ご参加ください。
Bsically, the meeting will be conducted in English, and exchanges will be undertaken between Japanese environment-concerned people and non-Japanese participants.

お申込方法は、平石講師まで直接メール(taka.hiraishi@gmail.com)にてお願いいたします。
その際、氏名(ふりがな)、所属、(もしあれば)関心分野、その他ご要望をご記入いただければ幸いです。

第3回英語版勉強会について(ご報告およびご案内)

日時:
2018年1月26日(金) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問による「環境問題とUNEPについて考える」勉強会の【英語版】
第3回は、『Climate Science and International Cooperation』を開催しました。
ご参加いただきました皆様、有難うございます。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

Climate Science and International Cooperation

Climate Science and International Cooperation

(資料はこちら)

次回は、最終回です。
2月23日(金)18:30より、同じく地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にて開催いたします。
内容は、『Climate actions』。いくつかのテーマだけのイントロに絞り、意見交換を企画しております。

お申込方法は、平石講師まで直接メール(taka.hiraishi@gmail.com)にてお願いいたします。
その際、氏名(ふりがな)、所属、(もしあれば)関心分野、その他ご要望をご記入いただければ幸いです。

第22回北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)政府間会合の開催

日時:
2017年12月19日(火)~21日(木)
場所:
富山国際会議場(富山県)

NOWPAP4ヵ国の政府代表の調整会合(IGM=Inter-governmental meeting)は、毎年各国持ち回りで開催しており、今回は2017年12月19日・20日・21日に、第22回IGMとして富山市の国際会議場にて行いました。

北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP=Northwest Pacific Action Plan)は1994年に設立され、ロシア、中国、韓国、日本の4ヵ国が参加し、各国に地域活動センター(RAC)、日本においては富山県の(公財)環日本海環境協力センター(NPEC)内に、CEARAC(特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター)が設置されました。NOWPAPに参加している4ヵ国の調整を図るRACは、日本(富山)と韓国(釜山)の共同管理として設立されており、現在はLev Neretin氏が調整官として赴任、日本側の事務所は、NPECの隣に設けられています。

世界の海域の保全に関しては、たとえばSDGsにおいては、Goal 14(持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する)のほか、陸域の人間活動との関連でGoal 12(持続可能な消費と生産)、 Goal 13(気候変動)ともつながっている課題です。また、海域はその地域ごとに異なる特徴を有しており、国際的な管理も求められることになります。国連環境計画(UN Environment)は1974年に設立されて以来40年の間、海域保全を主要テーマの一つとしており、地域海行動計画(Regional Seas Action Plan)を企画運営しており、現在18の地域海域について、それぞれの地域に関わる国々の間で政策対話、保全計画に関する諸々の検討プログラムが企画実施されています。

今回の主たる議論は、各RACの活動状況の承認、2018・2019年度の予算計画・活動計画、調整官および各RAC代表の業務の検討、2018~2023年度の中期計画などであり、各メンバーの活動を活性化する方向で合意しました。

詳しくはこちら(英語)

写真は、会合初日に撮られた集合写真。
前列左からNatalia Tretiakova(ロシア)、Xianbin Pei(中国)、Dechen Tsering(UN Environmentアジア太平洋地域事務局長)、Lev Neretin(NOWPAP調整官)、Tang-q Lee(韓国)、塚田玉樹(日本)の代表首席、次列中央に鈴木基之(当協会代表理事)(敬称略)。 そのほか各国の環境関連省・外務省よりそれぞれ4名から6名、RAC代表者、UN関連のプログラム、団体などのオブザーバー。会議の座長は日本外務省の塚田玉樹参事官が務めた。

第2回英語版勉強会について(ご報告及びご案内)

日時:
2017年12月20日(木) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石尹彦顧問による「環境問題とUNEPについて考える」勉強会の【英語版】
第2回は、『 International Environmental Conventions』を開催しました。
ご参加いただきました皆様、有難うございます。

若手勉強会の様子

International Environmental Conventions

(資料はこちら)

今後のスケジュールをお知らせいたします。
どうぞご一読のうえ、奮ってご参加ください(時間と場所は毎回同じです)。

  • 第3回  『Climate Science and UNFCCC』 1月26日(金)
  • 第4回  『Climate actions』 2月23日(金)

お申込は直接、平石講師までメール(taka.hiraishi@gmail.com)にてお願いいたします。
その際、氏名(ふりがな)、所属、(もしあれば)関心分野、その他ご要望をご記入いただければ幸いです。

最後になりましたが、今年の勉強会に多くの方々からご参加いただけましたこと、
協会一同、感謝申し上げます。有難うございました。
2018年もこのような勉強会を開いていく計画ですので、どうぞご期待ください。

第2回若手勉強会開催のご報告

日時:
2017年12月14日(木) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

平石顧問による【ユース向けキャリア勉強会 –環境分野で国際的な活躍を目指そう!-】を開催しました。
平日にも関わらず、20名のご参加をいただき、有難うございます。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

若手勉強会の様子

ユース向けキャリア勉強会
-環境分野で国際的な活躍を目指そう-

(資料はこちら)

また意欲的な質問も多く、関心の高さがうかがわれました。

なお来週12月20日(水)には、英語版勉強会第2回『International Environmental Conventions』が、同じ時間に地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にて開催されます。
お申し込みは直接、平石講師までメール(taka.hiraishi@gmail.com)にてお願いいたします。その際、関心分野、その他ご要望などもご記入いただければ幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。

英語版勉強会について(ご報告およびご案内)

平石尹彦顧問による「環境問題とUNEPについて考える」勉強会の【英語版】(全4回)が始まりました。

第1回は、『Global Environment and UNEP』と題しまして、下記の通り無事終了いたしました。

日時:
2017年11月24日(金) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

以下、この勉強会の説明と今後のスケジュールをお知らせいたします。
どうぞご一読のうえ、奮ってご参加ください(時間と場所は毎回同じです)。

  • 2. International Environmental Conventions 12月20日(水)
  • 3. Climate Science and UNFCCC 1月後半
  • 4. Climate actions 2月後半

お申込みは直接、平石講師までメール〈taka.hiraishi@gmail.com〉にてお願いいたします。
その際、関心分野、その他ご要望などもご記入いただければ幸いです。

最後に、これは大学の講義のようなものではなく、「勉強会」ですので、「環境問題」の専門家ではない方も意識して行うものです。
従いまして、社内・学内・ご近所の方々にも参加させたいというご希望がある場合にも、ご遠慮なくお申し込みください。

なお、1回目に話題提供のため提出した資料は、ここに置いてありますので、ご参考まで。

第3回UNEAについて (追加情報)

2017年12月4日~6日、ケニアのナイロビで開かれる第3回UNEA(国連環境総会)について、追加情報です。

正式な UNEA は2年に一度開催されるものですが、今回のUNEA 3 は、「環境汚染」(Pollution)を中心テーマとする短期間の特別会合です。
また、この会合は現在の事務局長(Erik Solheim)が就任して最初の環境総会です。

その全体像は、下記UNEPのウェブページにありますが、正式会合の前に、世界各国の非政府団体のサイドイベントや、2017 Sustainable Innovation Expo など、産業界が参加する行事も多く開催されます。
http://web.unep.org/environmentassembly/assembly

議題は、通常の環境総会と同様、予算等の審議もありますが、環境汚染に関する議事が多く予定されています。
https://papersmart.unon.org/resolution/uploads/unep-ea-3-1.pdf

UNEA 3 の政策的な討議の基盤を提供する目的で、「環境汚染のない世界の実現に向けて」( "Towards a Pollution-free Planet ")という出版物が準備されました。この報告書(約 120 ページ)は、種々の汚染現象について、現状、原因、将来などを概説し、環境汚染への対応、未然予防のあり方について提言しており、環境汚染問題に関する基本的なテキストブックとしても役に立つものです。
http://wedocs.unep.org/bitstream/handle/20.500.11822/21800/UNEA_towardspollution_long%20version_Web.pdf?sequence=1&isAllowed=y

なお、この会合には、当協会の吉村理事(国際協力委員会担当)が参加する予定です。

若手勉強会開催のご案内

日時:
2017年12月14日(木) 18:30~20:30
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

ご好評をいただいていた平石尹彦顧問による連続勉強会(9月5日に完了)から生まれた spin off の企画、第二弾。
【ユース向けキャリア勉強会 -環境分野で国際的な活躍を目指そう!-】を開催いたします。

『国連環境計画(UNEP)の活動』『国連で働く』の2本立てを予定しております。

是非、会場へ足をお運びください。参加は無料です。
お申し込みは直接、平石顧問までメール(taka.hiraishi@gmail.com)でお願いいたします。

第3回UNEA開催のお知らせ

2017年12月4日~6日、国連ナイロビ事務局にて、
第3回UNEA(国連環境総会)が開かれます。
193の国連加盟国と、国連機関、専門機関、市民社会、政府間組織
および民間部門のすべてが参加し、
地球環境政策におけるリーダーシップのための画期的な
プラットフォームを提供する会議です。
毎年、わが国からも外務省、環境省他が出席しています。
今年のテーマは「Pollution(汚染)」です。

*詳細はこちら
http://web.unep.org/environmentassembly/
(UN Environmentサイト(英語))

*参考:2016年の第2回UNEA報告はこちら
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ge/page23_001501.html
(外務省サイト)

若手勉強会のご報告

日時:
2017年10月12日(木) 18:30より
場所:
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

ご好評をいただいていた平石尹彦顧問による連続勉強会(9月5日に完了)から生まれた spin off の企画、第一弾。
【国際環境問題に関する若手勉強会-地球温暖化対策、エネルギー政策に焦点を置いて-】を開催しました。
平日にも関わらず、37名のご参加をいただき、有難うございました。

平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

若手勉強会の様子

国際環境問題に関する若手勉強会
—地球温暖化対策、エネルギー政策に焦点を置いて-

(資料はこちら)

また、今回の企画は4月からの連続勉強会に出席した方からの発案でした。
『平石顧問の経験・知見を若い世代に引き継ぐことが重要だなと思ったのがきっかけでした。
10年以上国連で環境問題にかかわってきた日本人は貴重ですし、
なるべく多くの人にその経験を伝えてもらいたい、
そしてゆくゆくは世界で活躍する環境人材がこの集まりからでてきて欲しいと思ったからです。』

今後は、「国連環境計画(UNEP)の活動」「国連で働く」の2本立てを構想中です。
日程ともに詳細が決まりましたら、ご案内申し上げます。

UNEP事務局長を囲む夕食会及びMOU調印式のご報告

日時:
2017年9月5日 20:00より
場所:
青山マルマーレ(国連大学となり)
出席者(UNEP側):
エリック・ソルハイム事務局長、キース・アルバーソンIETC所長、デチェン・ツェリングROAP所長、
レヴ・ネレティンNOWPAP調整官、本多俊一IETC 企画官、奥村美智子UNEP事務局長特別補佐官

この日、UNEPナイロビ本部よりエリック・ソルハイム事務局長を招いて、夕食会を開催しました。
20時からと遅めのスタートにも関わらず30名ほどの出席者が揃い、非常にリラックスした中で、さまざまなコミュニケーションがとれた会となりました。

鈴木代表理事の開会のご挨拶に続いて、ソルハイム事務局長からは「本日、日本協会とMOU(合意書)を交わすことは、多様な活動につながるでしょう。汚染のない地球のために、ぜひ日本の技術力を活かしてください。いろいろなエリアで、さまざまなコラボレーション、協力関係を築いていきましょう」とのメッセージをいただきました。

歓談の時間では、会員企業のほか、ご参加くださった企業の皆様が直接ソルハイム事務局長と話をする場面も多くみられ、ソルハイム事務局長、参加企業ともに「満足のいく会になった」とのご感想をいただきました。

会の終盤では、UNEP-IETCのアルバーソン所長と本多企画官より活動紹介があり、日本国内におけるUNEPの活動に対する認知も広げることができたかと思います。

そして締め括りとして、この会のメインイベントともいえる「MOUの調印式」が行われました。 事前に調整を重ねた合意内容の書面に、鈴木代表理事とソルハイム事務局長とが互いに署名し、固い握手が交わされました。このMOUでは、「UNEP」という略称ではなく「United Nations Environment Programme」を用いるとのソルハイム事務局長の意向も含め 、当協会の名称の表示についても新しく取り決めが記されました。

「一般社団法人日本UNEP協会」の登記名称はそのままに、今後の日本国内における出版物、広報活動等の中では「国連環境計画日本協会」と表示することになりました。また、これまで「Japan Association for UNEP」としていた英字表記についても、「Japan Association for the United Nations Environment Programme」とすることで合意しました。

このMOU締結を当協会の新たなスタートのきっかけとして、今後いっそう活動の幅を広げてまいります。

ソルハイム事務局長からの力強いメッセージ
ソルハイム事務局長からの力強いメッセージ
MOUの調印式も無事完了
MOUの調印式も無事完了

平石顧問による全5回の連続勉強会(2ヵ所×各1回/合計10回)が、9月5日のGEOC会場にて終了いたしました。
これまで延べ 200人以上のご参加をいただき、有難うございました。
まとめとして、平石顧問の作成による「話題提供」のプレゼン資料を下記に掲載いたします。

平石顧問
第1章「環境問題」とは−「公害」
(資料はこちら)
第2章 国際的な環境問題、UNEPの設置、及びその後の展開
(資料はこちら)
第3章 主要な多国間環境条約(温暖化を除く)
(資料はこちら)
第4章 気候変動に関する科学と、気候変動に関する国連枠組み条約(UNFCCC)
(資料はこちら)
第5章 持続可能開発への挑戦
(資料はこちら)

この連続勉強会は、「国連環境計画(UNEP)」と国際的な環境問題に関する啓発普及に資するために企画し、実施したもので、 我が国の公害問題から始まり、地球温暖化問題の科学、国際交渉、我が国の対応とその国際的評価、そして最後には所謂SDGについても触れたところ、で一応完了となりました。

今後もこのような勉強会を開いていく計画ですので、どうぞご期待ください。
また、類似の内容での平石顧問による個別の勉強会(英語での会を含む)も可能ですので、
ご希望の方は当協会(info@j-unep.jp) 、または平石顧問(taka.hiraishi@gmail.com) まで、メールにてお申込みください。

平石理事(現在は顧問)による「環境問題とUNEPについて考える」連続勉強会(全5回)のご報告およびご案内です。
本勉強会は参加者の便宜のため、ほぼ同一内容のものを、場所を変えて 2回ずつ開催しています。
現在、好評のうちに第4回まで終了いたしました。

3-A.主要な多国間環境条約(気候変動以外)
6月27日(火)18:30から、中央区立産業会館
3-B.主要な多国間環境条約(気候変動以外)
7月7日(金)18:30から、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

第3回の資料はこちら

4-A.気候変動
7月27日(木)18:30から、中央区立産業会館
4-B.気候変動
8月8日(火)18:30から、GEOC

第4回の資料はこちら

そしていよいよ最終5回目は、下記のテーマと日程で行われます。
資料は現在準備中ですが、ご覧になりたい方はメール taka.hiraishi@gmail.comをお送りください。
コメントや事前の質問をいただけますと、大歓迎です。

5-A.持続可能開発への挑戦
8月30日(水)18:30から、中央区立産業会館
5-B.持続可能開発への挑戦
9月5日(火)18:30から、GEOC

是非、会場へ足をお運びください。参加無料です。
お申し込みは、メールにてお願いいたします。

平石尹彦理事による「環境問題とUNEPについて考える」連続勉強会のご報告およびご案内です。
6月27日(火)、中央区立産業会館にて、3-A. 主要な多国間環境条約(気候変動以外)を無事終了いたしました。

同じ内容の3-Bは、7月7日(金)18:30から、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にて開催いたします。
3-Aを聞き逃した方、どうぞ会場に足をお運びください(参加無料)。
この勉強会は、UNEPに関する啓発普及の推進とともに、当協会の活動を知っていただく非常に良い機会と考えております。
お申し込みは直接、平石理事までメール taka.hiraishi@gmail.comでお願いいたします。

平石尹彦理事による「環境問題とUNEPについて考える」連続勉強会は、
大好評のうちに第2章まで完了し、第3章、国際環境条約に差し掛かりました。

6月6日、GEOCでの勉強会
6月6日、GEOCでの勉強会
3-A. 主要な多国間環境条約(気候変動以外)
6月27日(火)18:30から、中央区立産業会館にて開催
3-B. 主要な多国間環境条約(気候変動以外)
7月7日(金)18:30から、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にて開催

話題提供の資料は現在準備中ですが、ご覧になりたい方は平石理事に直接メールをお送りください。
コメントや、事前の質問をいただけますと、大歓迎です。

なお、今回のテーマは下記の通りですが、
例によって、資料には書かれていない背景の話や余談も 大いに含まれていますので、
是非会場に足をお運びください。もちろん参加無料です。

  • - 湿地条約(Ramsar Convention) (1971)
  • - 危機に瀕した生物種の国際取引の規制に関する条約(Washington Convention)(1973)
  • - 成層圏オゾン層保護条約(Vienna Convention) (1985)
  • - 有害廃棄物の越境移動問題(Basel Convention) (1989)
  • - 生物多様性条約: Convention on Biological Diversity(CBD))(1992)
  • - 砂漠化対処条約 (UNCCD) (1994)
  • - [気候変動に関する国連枠組み条約 (UNFCCCC) (1992)]
  • - 有害化学物質問題(Rotterdam Convention (1998) and Stockholm Convention(2001))
  • - 水銀に関する水俣条約(Minamata Convention on Mercury) (2013)

【第4章以降の開催予定】
4-A.気候変動
7月27日(木)18:30から、中央区立産業会館
4-B. 気候変動
8月8日(火)18:30から、GEOC
5-A.持続可能開発への挑戦
8月30日(水)18:30から、中央区立産業会館
5-B. 持続可能開発への挑戦
9月5日(火)18:30から、GEOC

【会場へのアクセス】

中央区立産業会館(東日本橋) http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html

環境パートナーシッププラザ(GEOC)(渋谷区神宮前)http://www.geoc.jp/access/#geoc

本勉強会は参加者の便宜のため、ほぼ同一内容のものを、場所を変えて 2回ずつ開催しています。
すべて、時間は18:30 - 20:30です。
お申し込みは、直接平石理事までメールtaka.hiraishi@gmail.comでお願いいたします。

平石尹彦理事による「環境問題とUNEPについて考える」連続勉強会、
第2回(2-A)が5月26日(金)に中央区立産業会館にて開かれました。
(*1-Bは5月10日にGEOCにて無事終了しました)

今回は“国際的な環境問題、UNEPの設置、及びその後の展開”と題して、
UNEPの職務、国際貢献、資金源、組織、活動分野など、UNEPに関する
多岐にわたる情報を共有し、勉強しました。
公式の講演会などではあまり聞けない裏話も含めて、非常に興味深い2時間となりました。

第2回の資料はこちら

ちなみに、第1回の資料はこちら

同じタイトルでの勉強会(2-B)が、次は6月6日(火)にGEOCにて開かれます。
直前まで参加申し込みを受け付けますので、ご希望の方はこちらtaka.hiraishi@gmail.comまでメールにてお申込みください!

日本UNEP協会より勉強会の御礼とご案内です。

平石尹彦理事による「環境問題とUNEP」に関する連続勉強会、 第1回は4月28日に、参加者多数のため会場を急きょ中央区立産業会館に変更しての開催となりましたが、
好評のうちに無事終了いたしました。
ご出席くださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。

以下、講師より、この勉強会の説明と今後のスケジュールをお知らせいたします。
どうぞご一読のうえ奮ってご参加ください。

この「連続勉強会」は、下記の5件のテーマについて、ご参加くださる皆様の便宜のため、
ほぼ同様な内容の会合を下記の通り2回ずつ開催するものです。

1-A. 「環境問題」とは-「公害」
4月28日(金)18:30から、中央区立産業会館にて開催済み。
http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html
1-B. 「環境問題」とは-「公害」
5月10日(水)18:30 から、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)で開催予定。
http://www.geoc.jp/access/#geoc
2-A. 国際的な環境問題、UNEPの設置、及びその後の展開。
5月26日(金)18:30 から中央区立産業会館で開催予定。
2-B. 国際的な環境問題、UNEPの設置、及びその後の展開。
6月6日(火)18:30 からGEOCで開催予定。
3-A. 主要な多国間環境条約(温暖化を除く)
6月下旬、夕刻、中央区立産業会館で開催検討中。
3-B. 主要な多国間環境条約(温暖化を除く)
7月上旬、夕刻、GEOCで開催検討中。
4-A. 気候変動に関する科学と、気候変動に関する国連枠組み条約(UNFCCC)
7月下旬、夕刻、中央区立産業会館で開催検討中。
4-B. 気候変動に関する科学と、気候変動に関する国連枠組み条約(UNFCCC)
8月下旬、夕刻、GEOCで開催の検討中。
5-A. 持続可能開発への挑戦
8月下旬、夕刻、中央区立産業会館で開催検討中。
5-B. 持続可能開発への挑戦
9月上旬、夕刻、GEOCで開催の方向で検討中。

会場の関係もあり、ご参加いただける場合は、
ご芳名、所属先、(もしあれば)関心分野、A.B.のどちらに参加を希望されるか、
さらに、もしあれば、その他の要望をメールにて
taka.hiraishi@gmail.comまでご連絡くださるようお願い致します。

最後に、これは大学の講義のようなものではなく、
「勉強会」ですので、「環境問題」の専門家ではない方も意識して行うものです。
従いまして、社内、学内、ご近所の若人たちを参加させたいというご希望がある場合にも
ご遠慮なくご連絡いただきますよう。

なお、1-A. で話題提供のため提出しました資料は、ここに置いてありますので、ご参考まで。

平石 尹彦

Download

日本UNEP協会より、勉強会のご案内です。

一般社団法人日本UNEP協会は、環境問題と国連環境計画(UNEP)について、 広い視点から考え、議論する機会を提供する目的で、勉強会を開催することとしました。
その第一弾として、当協会の平石尹彦理事による「環境問題とUNEP」に関する連続勉強会を開催いたしますので、ここにご案内申し上げます。

この勉強会は、現時点では全5回の開催とし、ご参加の皆様のご都合等を考慮して、場所は
(i) 当協会事務局 [東京都中央区東日本橋]
(ii) 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) [東京都渋谷区神宮前 ]
の2ヵ所にて、毎月各1回ずつ、夕方18:30-20:30 の時間帯で、同内容の開催を予定しております。

企画されている内容等については、添付の資料(PDF)をご参照ください。

その第1回は、4月28日(金)に(i) 当協会事務局開催・5月10日(水)に(ii) 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) となりました。
会場のキャパシティーの問題等がありますので、事前登録をお願いいたします。
なお、5回のすべての会への参加は必須ではなく、どの会にご参加されても理解できる内容としております。

事前登録は、氏名(ふりがな)、所属、(もしあれば)関心分野、その他の要望を
メールにて下記までご連絡くださるようお願いいたします。
sns@j-unep.jp

※なお、これらの会には参加できない場合でも、10名以上での小グループの勉強会等を設定することも可能です。
講師を派遣するようご要望がある場合には、その旨ご連絡いただければ幸いです。

日本UNEP協会の動き

日本UNEP協会代表がエリック・ソルハイムUNEP事務局長を訪問し、今後の協力関係に関する会談を行いました

日時:
2016年12月16日 午後2時15分より
場所:
UNEPナイロビ本部 事務局長室
出席者:
協会側…鈴木代表理事、宮内理事、平石理事
UNEP側…Erik Solheim 事務局長、Ibrahim Thiaw 事務局次長、Jorge Laguna-Celis 理事会等書記、Alexander Juras 市民社会課 課長、Michiko Okumura 事務局長特別補佐官

会談では冒頭、協会側から、日本UNEP協会設立に至る経緯の概要とこれまでの成果を説明し、特に、2015年に日本国内の団体として政府登録を行い、2015年、2016年にUNEPフォーラムを開催したこと、公益財団法人地球友の会が行ってきたOur PlanetおよびTUNZAの翻訳・出版が国内で評価されており、これを協会が引き継ぐこと、また、日本の民間企業について、資金のみならず、環境保全技術や経験の面でも貢献を促すことが有効と思われることなどを紹介しました。

ソルハイム事務局長は、これらの努力に感謝の意を表し、エネルギー効率性が世界的にも高い日本の経験を活用すること、民間企業との協力を強化していくことが重要で、今後の協力関係を実践的に進めていきたいと述べました。事務局長は、UNEPをUN Environmentと改称する意向を示し、また、2017年5月に水俣条約締結4周年を記念する行事に参加するため、東京、大阪、水俣を訪問する可能性に言及しました。

シャウ事務局次長より、市民社会との協力が重要としたうえで、協会の活動の現状を評価し今後の協力を進めたいとの発言がありました。協会側の、民間企業との協力において柔軟性を持ったやり方を構築していくことが必要との指摘に対し、UNEP側は、企業の環境面での貢献を紹介するようなアプローチを考えていくとしました。

協会側から、来年5月、ソルハイム事務局長の訪日の折に、事務局長と日本の一般市民、民間企業などをつなぐ行事を企画したいと申し入れました。今後については、UNEPと協会の連携を密にしていく体制を構築していくことで合意しました。

左から、ユラス市民社会課課長、平石理事、シャウ事務局、次長、鈴木代表理事、ソルハイム事務局長、宮内理事、奥村事務局長特別補佐官
UNEPナイロビ本部前にて

国際環境技術センター(IETC)新所長に、キース・アルバーソン博士

日本に存在している唯一のUNEP機関、国際環境技術センター(IETC)新所長にキース・アルバーソン(Keith Alverson)博士が、今年7月に就任されました。

2011年からの5年間は、ケニアのナイロビにてUNEP本部の環境政策実施局に所属、淡水・陸地・気候担当部門のコーディネーターを務め、気候変動適応、森林減少・劣化からの温室効果ガスの排出削減(REDD+)、陸上生態系管理のためのランドスケープアプローチ、生態系のための淡水水質ガイドラインの作成、統合的水資源管理に関する地球規模の事業を監督されていました。

キース・アルバーソン博士

国連環境計画(UNEP)技術・産業・経済局(DTIE)ウェブサイトより
詳細はこちら
http://www.unep.or.jp/japanese/director/index.asp

UNEP新事務局長にエリック・ソルハイム氏が着任

元ノルウェーの環境・国際開発を担当する大臣であったソルハイム氏は、その任期中、ノルウェーの国際援助(ODA)がGDPの1%を超えたことなどでも有名ですが、その後の最近3年間、経済開発協力機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)の議長として活躍しました。これらの経歴の間、環境問題と開発活動の統合について大きな成果をあげたことも知られています。着任にあたり、海洋と大気の汚染問題や気候変動、生態系の破壊とともに武力紛争、難民問題と環境問題の複雑に絡み合った問題、貧困の解決などに取り組むことを強調しました。

緊急な課題として、持続可能開発のためには、民間セクターの投資が緊急に必要であり、資金供与セクターを環境的なものとすること、クリーンかつグリーンな技術のために雇用とマーケットを創造することが必要と述べたうえで、パリ協定や2030年持続可能開発アジェンダの合意は大きな成果であったが、今後さらに大きな前進を実現するための努力が不可欠であり、多くの国際機関、組織の間の協力が必要などと語りました。

詳細はこちら(英語)
http://www.unep.org/newscentre/default.aspx?DocumentID=27076&ArticleID=36222

2016年世界環境デーの式典はルアンダ市(アンゴラ)で開催

1972年の人間環境会議(ストックホルム会議)の開催を記念して設定された世界環境デー(World Environment Day、6月5日)の今年の世界大会は、アンゴラ国ルアンダ市で開催されました。今年のテーマは、近年深刻化している野生生物の違法な輸出入の問題で、希少な生物種の多くが絶滅の危機に瀕している状況の指摘、その防止のために市民ができることは何かを議論する機会となりました。多くの俳優、スポーツ選手などの著名人も参加したこの会合では、アンゴラの羚羊(レイヨウ)の保護対策の促進策も話題となりました。本年4月にケニアで、違法な取引から没収された105トンの象牙(7000頭分)や1.35トンのサイの角が燃やされたセレモニーが想起されます。

詳細はこちら(英語)
シュタイナー事務局長によるWED2016のスピーチ

関連ニュース:
アヒム・シュタイナー事務局長とマヌエル・ドミンゴ・ビセンテ アンゴラ副大統領が、環境課題の取り組みに向けたアンゴラの計画について話し合い、国家の支援に合意

http://www.unep.org/NewsCentre/default.aspx?DocumentID=27076&ArticleID=36205&l=en

第2回国連環境総会(UNEA-2)開催

5月23日から27日,ナイロビ(ケニア)でUNEP第2回国連環境総会(UNEA-2)が開催され,149か国が出席、日本からは関 環境事務次官等が出席しました。持続可能な開発のための2030アジェンダ(2015年9月)や気候変動に係るパリ協定の採択後初めてのUNEAであり,UNEPが今後環境分野の活動を進めるための基礎となる会合となりました。

会議における主な決議・決定の内容

  1. 直近で採択された国際環境アジェンダの実施
    2030アジェンダや2020年以降の気候変動に係る国際枠組であるパリ協定等の実施を支援する決議の採択。
  2. 海洋関連
    海洋環境保全,海洋プラスチックごみ対策,持続可能なサンゴ礁管理等に関する決議の採択。
  3. 化学物質・廃棄物
    日本がEU,モンゴル等と共同提案した化学物質及び廃棄物の適正管理に関する決議のほか,持続可能な消費と生産(SCP)及び食品廃棄物の削減等に関する決議の採択。
  4. 生物多様性
    野生動植物の違法取引対策,持続可能な開発及び貧困撲滅のための自然資本の管理,生物多様性に係る国際環境条約間のシナジー等に関する決議の採択。
  5. その他
    2018~19年事業計画・予算や,現在偶数年(2年に1回)に実施されているUNEAを奇数年(2年に1回,次回は2017年)の実施に変更する旨等の決定。

※外務省ウェブサイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ge/page23_001501.html )より
UNEA公式サイト http://web.unep.org/unea

第2回国連環境総会(UNEA-2)開催とUNEP新事務局長の就任

5月23日から27日まで第2回国連環境総会(UNEA-2) が開催されます。これは、1973年以来開催されてきた国連環境計画(UNEP)の理事会(Governing Council)に代わり2014年から開催されているもので、今回はその第2回になります。今次総会では、昨年9月に国連総会で採択された「持続可能開発に関する2030年アジェンダ」、昨年12月に気候変動に関する締約国第21回総会で採択された「パリ協定」等を背景として、今後のUNEPの果たすべき役割、事業、関係する国際的機関、団体等との協力の進め方に関する広範な審議が行われます。会議文書等の関係情報については、これをご参照ください。
http://web.unep.org/unea/

なお、この会合は、現在の事務局長アヒム・シュタイナー博士(Dr. Achim Steiner)の最後の総会となります。6月以降、その後任として、ノルウェーの元環境大臣であり、これまでOECDの開発援助員会(DAC)のエリック・ソルハイム博士(Dr. Erik Solheim)が4年間の任期で就任することとなっています。関係情報は、これをご参照ください。
http://www.unep.org/newscentre/unep-executive-director-briefs-nairobi-county-governor-united-nations-environment-assembly
https://documents-dds-ny.un.org/doc/UNDOC/GEN/N16/124/46/PDF/N1612446.pdf?OpenElement
http://www.oecd.org/dac/dacchaireriksolheim.htm

2016年2月15-19日 UNEP常駐代表委員会(任意参加)
(OECPR-2)の第2回会合が開催されました。

2012年の持続可能開発に関する国連会議(Rio+20)の決定によりUNEPの強化が決定され、それまで58か国の国により構成されていた管理理事会が、すべての国が参加する国連環境総会(UNEA)に変更となり、その第1回総会(UNEA-1)は2014年6月に開催されました。総会は、隔年開催されることとなっており、第2回総会(UNEA-2)は本年5月に開催されることとなっています。この一方、世界の持続可能開発の目標や施策を規定する2030年持続可能開発アジェンダ(2030 Agenda for Sustainable Development)は、2015年9月にニューヨークで開催された国連持続可能開発サミットにおいて採択され、現在、その詳細な実施プロセスに関する検討が多方面で進行中です。

今回のOECPR-2では、UNEA-2 に向け、2030年Agenda の実施のための今後のUNEP活動に焦点に置き、今後のUNEP活動のあり方の基本についての予備的な検討が行われ、24の決定案を5つのクラスターに分けて広範な検討が行われました。その主要なところは、以下のとおりです。

  • 1. 環境政策実施及び教育
  • 2. 化学物質、廃棄物、持続可能な消費及び生産(SCP)
  • 3. 海洋と水に関連する事項
  • 4. 天然資源、紛争と環境
  • 5. 生物多様性、(UNEPの)行政と組織に関する事項

これらの決定(案)は、5月23-27日の UNEA-2 に提出され、最終的な審議が行われます。

参考情報:

https://www.flickr.com/photos/128345670@N05/sets/72157664797629155/

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